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1ヶ月以上、図書館行ってなかったのねー。
ひさしぶりに本を借りてきました。 朝比奈あすか「憂鬱なハスビーン」 吉野万理子「乙女部部長」 奥田英朗「町長選挙」 吉田篤弘「それからはスープのことばかり考えて暮らした」 bonobosベストを聴いています。 「beautiful」は、なんて名曲なの!!!
中島京子「冠・婚・葬・祭」
よしもとばなな「High and dry (はつ恋)」 オオタスセリ「デカい女」 前回借りた「さくら」について。 私は西加奈子の「きいろいゾウ」を読んで 「この人の文章は、好きだけれど、ところどころ『あざとさ』があるなあ」 と感じていました。 でも「さくら」は、 あざといんだけど、それ以上にとても力強い作品で、パワーに押し切られてしまった。 『あざとさ』が気にならなくなってしまうくらいの勢いで 「生きること」に強く迫った、インパクトある作品でした。
大島真寿美 「ふじこさん」
江戸川乱歩 「人間椅子」 鈴木いづみ 「短編小説集 あたしは天使じゃない」 奥田英朗 「ララピポ」 「ふじこさん」を読んで、ぼろぼろ泣きました。 ストーリーが悲しかったわけではなく、 心にひっかかっていたことへの答えが、偶然そこにあって 気持ちが一気にほどけたから。 もうこれで大丈夫かもしれない、と思えました。 本の神様、助けてくれてありがとう^^ 鈴木いづみについては、また改めて書きたいな。 まだ彼女のヴィヴィッドさを消化しきれていないので!
ごぶさたしております。
やや緊張のおももちで、画面に向かっております。 本を読まなくなったわけではなく 図書館に通わなくなったわけでもなく レビューがおいつかなくなったために 更新をさぼっていただけです。 自分の読書メモとしてのブログ、というコンセプトを 完全に見失っていました。 読書の記録はやっぱり残しておきたいので 気張らず、マイペースで再開したいと思います! 最近のお気に入り。 近所の古本屋さんで手に入れた、フランスの歌本。 かわいくて、ながめているだけで癒されます。 ![]() ![]()
中原みすず 「初恋」
私は「府中三億円強奪事件」の実行犯だと思う。――というモノローグから始まるストーリー。 あの歴史的大事件の犯人が女子高生だった!?というセンセーショナルな謳い文句に反して、メインに描かれているのは多感な少女の成長と恋の物語でした。 それにしても、果たしてこれはフィクションなのだろうか・・・。 静かで淡々とした語り口調が、かえって物語の真実味を増していて、本当にあったことなのではないかという思いを拭いきれません。 よしもとばなな 「アルゼンチンババア」 母が亡くなったその日、父が失踪した。 失望をひとりきりで乗り越えた女子高生・みつこは半年後、父の所在を知る。なんと父は「アルゼンチンババア」と呼ばれる老女の住む、うらぶれた遺跡のようなビルに住みついていた・・・。 きらきらした装丁や奈良美智さんのイラストが目を引いて、ぼんやり眺めているだけでも楽しい一冊。 よしもとばななさんの本って、達観した目線で語られていて、なんだか遠い記憶を読んでいるような気分になる。そしていつも「死ってひとつのプロセスなんやなあ・・・」って思います。 吉田修一 「ランドマーク」 大宮に建設中の巨大スパイラルビルを軸に、建設工の少年と設計士の男性のそれぞれの視点から描き出した現代社会の閉塞感。今まで読んできた吉田修一さんの作品の中で最も陰が濃く、息が詰まるようなストーリーでした・・・。 社会に働いている大きなシステムや、見えない力なんかを考えたとき、ものすごい恐怖や無力感におそわれたり、自分を見失ったりすることってあると思う。この作品の場合は巨大ビルがそれにあたるんだけど。そういう心の暗い部分の動きに、リアルに緻密に迫っていたと思います。 奥田英朗 「空中ブランコ」 松尾さん主演で映画化もされた『イン・ザ・プール』続編。へんてこ精神科医の伊良部シリーズです。 伊良部という人は、見た目さえなくて、社会常識のない行動はするし、注射フェチだし、一見どうしようもないダメ医者なんだけど、その天真爛漫な一連の振る舞いの中で患者に症状の原因を気づかせ、自ら治させてしまうのです。(それが天然なのか、意図してなのかは不明) 今回も空中ブランコに挑戦したり、ヤクザに扮したり、学長のカツラをはいだり、大活躍。 『イン・ザ・プール』では松尾さんがかなりの当たり役だったので、続編がないかとひそかに期待してます!
殊能将之 「ハサミ男」
「ハサミ男」と呼ばれるシリアルキラーによる、女子高生連続無差別殺人事件。 しかし、第三の被害者は「ハサミ男」を装った別の誰かによる犯行だった!? 隠された被害者の顔、ハサミ男の闇、そして真犯人とは・・・? 凝っていながらも、読みやすいミステリーでした。 ※映画版も見ましたが、少し違うアプローチでおもしろかった! 吉田修一 「春、バーニーズで」 自分の人生をどこか静観しているようなサラリーマンが主人公。 かつての恋人との記憶、血のつながっていない子供のこと、妻との秘密めいた遊び、 シーンごとに、映像として頭の中にうかびあがってくるような情景描写が印象的です。 この人の描きだす温度感、好きだなあ。 江國香織 「スイートリトルライズ」 テディベア作家の妻と、サラリーマンの夫。 お互い必要としあっているのに、二人のあいだには埋められない何かがある。 その何かを埋めようとして重ねる“嘘”が、彼らを導く先には? 不器用な夫婦愛のあり方が繊細に描かれている、じつに江國香織らしい作品。
山田詠美 「風葬の教室」
ある少女の目線から語られる、小学校の教室。 彼女は父親の仕事の都合で転校経験が多く、そのせいか妙に大人びた子に育ったのだけど、言動がとってもクール。教室っていう特殊な空間に漂うものを、鋭く見透かしていて怖いくらい。 子供の世界って独特で、今思い返すと残酷だったりストレートすぎたり、下手すると大人の社会よりもヘビィだけど、そういう時代も必要だったんだよなーって感傷的な気持ちになりました。 吉田修一 「パレード」 都内の2LDKのマンションに同居する、5人の若者の生きざまを描いた物語。 ひとことで言うと、「リアル」。他人との関わり方とか、生活へのだるっとした向き合い方とか、とても今っぽい・・・というか、理解できる感覚です。 人それぞれ、日々問題は起こっていてそれにうまく折り合いをつけてやっているのよね。 私は私の人生を抱きしめてあげたいわ!
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